PFAS(PFOS/PFOA)汚染地下水処理システムを導入しました

ニュースリリース

PFASとは

PFASとは、4700種を超える有機フッ素化合物(炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物)の総称です。
PFASのうち代表的な「PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)」と「PFOA(パーフルオロオクタン酸)」は、水や油をはじき、熱に対し安定的な特性があることから、消火剤やフライパンのコーティング剤などに使われてきました。

しかしPFASは、自然界で分解しにくく水などに蓄積する特性や、人への毒性も指摘されており、世界的に製造・使用が規制されはじめています。

国内でも2021年までに法令で製造と輸入が原則禁止され、PFOS及びPFOAを「水質管理目標設定項目」として、PFOSとPFOAの合計 50 ng/Lという暫定目標値が設定されています。

PFAS(PFOS/PFOA)汚染地下水処理システム

上記のような理由から、今後PFAS(PFOS/PFOA)への対応は関心を集めると考えられます。

そこで当社では、PFAS(PFOS/PFOA)が暫定目標値を超過してしまっている地下水を対象とした処理システムを導入いたしました。

このシステムでは、模擬水を使った吸着処理試験により、PFOAとPFOS全量5,000ng/Lから基準(50ng/L)以下まで低減することを確認しています。

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