「2025年”超”モノづくり部品大賞」健康福祉・バイオ・医療機器部品賞を受賞しました
このたび、2025年”超”モノづくり部品大賞において、 エコサイクルの『高速バイオレメディエーション用EDC-Super および添加剤』が、「健康福祉・バイオ・医療機器部品賞」を受賞しました。
12月11日には日刊工業新聞社社長ご出席のもと、東京都千代田区大手町の経団連会館にて授賞式が行われました。

新聞記事
この表彰については、12月11日発行の日刊工業新聞にて特集記事が組まれ、受賞部品各種の詳細、審査アドバイザーの先生方による講評が掲載されました。
この紙面のPDFをいただきましたので、こちらもぜひご一読ください。当社製品の詳細は、PDF10ページ目に掲載いただいております。
“超”モノづくり部品大賞について
“超”モノづくり部品大賞は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を対象に、モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催となり、2003年より実施されている表彰制度です。経済産業省、日本経済団体連合会、日本商工会議所が後援をされています。
受賞製品について
当社は、創業当初より土着の嫌気性微生物を利用してVOC類などの汚染を浄化するバイオレメディエーション技術に着目し、研究開発を行ってまいりました。
創業まもなく自社開発した「EDC」は、バイオレメディエーションの弱点とされてきた浄化スピードと確実性を大きく改善した点が高く評価され、自他ともに認める代表製品となりました。
この「EDC」で確立した高い再現性をベースに、今回受賞した『高速バイオレメディエーション用EDC-Super および添加剤』を開発・実用化し、浄化期間をさらに30〜50%短縮。これまで時間的制約から適用が難しかった不動産開発などのタイトな現場でも、バイオレメディエーションが有用な選択肢になりました。
また、法改正により特定有害物質に加わったVOC分解過程の中間生成物(クロロエチレン)にも対応し、スピードと確実性を両立した点も特長です。
すでに複数の実案件で採用されており、現場での実績も評価されての受賞となりました。

今回の受賞は、40件の受賞企業の大半が大企業である中、当社のような規模の企業ではわずか3社のみ、さらにバイオ分野では唯一の受賞となり、大変意義深い受賞となりました。
今後とも当社の技術力を活かし、土壌汚染・地下水汚染に関わるさまざまな問題の解決に尽力して参りますので、引き続き、ご支援・ご協力をお願い申し上げます。