OleoBact

OleoBact(オレオバクト)とは

Oleo(ラテン語の油)Bacterium(ラテン語のバクテリア)を由来として名付けられています。

OleoBact(オレオバクト)は、油を分解する微生物を配合した微生物製剤です。
微生物そのものを含む浄化剤なので、OleoBactを使用した浄化は、バイオオーギュメンテーション(汚染サイトに有用微生物を注入して浄化する方法)に分類されます。

米国環境保護局国家緊急対応計画製品目録登録 国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)登録

OleoBactの特徴

  • 土壌との混合から注入まで幅広いアプリケーションがあります。
  • 汚染が高濃度である、工期が短い等、条件が厳しく現場に棲む自然の微生物の力だけでは足りない場合などに使用します。
  • 自然界から分離した、安全性を確認済みの油分解能力の高い微生物が配合されています。
対象物質 ベンゼン、ガソリン、軽油、重油、潤滑油 等
対象面積 10㎡程度の小規模汚染から2,500㎡程度の大規模汚染まで

使用方法

汚染の状況や現場条件により、様々な方法で使用できます。

  • 原位置で土壌と混合
  • 土壌に注入(重力注入、加圧注入等)
  • 掘削土と地上で混合(ランドファーミング、バイオパイル等)

ランドファーミングのイメージ

微生物製剤の散布
微生物製剤の散布
土壌との混合攪拌
土壌との混合攪拌

採用事例

OleoBactは日本全国で多数の適用実績を持つ製剤です。

A重油、ランドファーミング
機械油、ランドファーミング
A重油、地上混合・埋め戻し
機械油、ランドファーミング
潤滑油、ランドファーミング
機械油、地下水添加